傘の捨て方6選|メリット・デメリット含め詳しく解説! | お助け屋BLOG | 不用品 粗大ゴミ回収業者なら【お助け屋】
傘の捨て方6選|メリット・デメリット含め詳しく解説!





私たちが普段生活する上で傘は必需品です。
どのご家庭にも1本は必ずあるアイテムですが、傘を持たず出かけた先で雨に打たれてやむを得ずコンビニやスーパーで新しい傘を購入し、いつの間にか家に大量の傘が集まってしまったという経験をしたことがある方もいるでしょう。
ビニール傘や軽量の折り畳み傘は骨が折れてしまうことも珍しくなく、出先でそのまま捨てることもできずに壊れた傘を家に持ち帰ってそのままにしてしまっている方もいるかもしれません。
傘はコンパクトに畳めてまとめて収納できるので、使っていない傘の処分は後回しにしがちになってしまうアイテムです。
今回はそんな傘のケース別の処分方法を詳しくご紹介していきます。
傘を捨てる良い機会だと思って、ぜひ本記事を最後までお読みください。
傘の捨て方6選

傘の捨て方で代表的なものを6種類ご紹介します。
傘の状態や、ご自身の考え方によって選択肢が変わってくるので、まずは一通り確認していただきご自身に合った捨て方を選んでみてください。
1.自治体の普通ゴミ回収に出す
自治体の普通ゴミ回収に出すことで傘を捨てることができます。
捨てる際の費用もゴミの袋代しかかからず非常に安価であると言えるでしょう。
特別な手続きは不要なので普段のゴミ出しと変わらず捨てることができるので便利ではありますが、各自治体によって分別や捨てる際の処理方法が異なるという点には気を付けましょう。
例えば、解体して各パーツごとに分別して捨てなければならない場合があります。傘は骨組みと生地の部分が別々の素材でできていることがほとんどです。骨組みが金属ゴミで、生地が布の場合は可燃ゴミで出す、といったようにお住いの自治体の分別ルールに従う必要があります。
サイズが大きい傘の場合は、そもそも普通ゴミとして出すことができず、粗大ゴミとして回収を依頼しなければならないこともあります。粗大ゴミとしての捨て方は次項でご説明いたします。
まずは、自治体のホームページをチェックして、傘を普通ゴミとして捨てる場合はどういった分別方法で捨てたらよいのか知っておくことが大切です。
自治体別の分別方法
一部地域での傘の分別方法を確認をしてみましょう。
地域 | 分別 | 捨て方 |
---|---|---|
東京都北区 | 不燃ゴミ | 骨と布に分けることができるようであれば、 骨は金属ゴミ、布は可燃ゴミとして出すことが望ましい。 |
千葉県千葉市 | 不燃ゴミ | 10リットルまたは20リットルの指定ゴミ袋に入れて捨てる。 他のゴミと一緒に排出可能。 |
埼玉県川口市 | 骨…金属ゴミ 布…一般ゴミ | 骨と布に分別をし、それぞれの回収日に出す。 折り畳み傘も同様。 |
神奈川県相模原市 | 骨…金物類 布…一般ゴミ | 骨組みは紐で縛って排出する。 骨がプラスチック製であっても、芯が金属であれば金物類に該当する。 布はビニール製のものも含む。 |
茨城県水戸市 | 骨…燃えないゴミ 布…燃えるゴミ | 骨が収集袋に入らない場合は、燃えないゴミ処理券を貼って排出する。 3本以内であれば紐で束ねて一緒に排出可能。 |
ご覧の通り、地域によって分別方法はさまざまです。
基本的には骨組みと布部分を分解してそれぞれ別のゴミとして出すこととなるので、捨てたい傘の本数が多い場合は手間となってしまうかもしれません。
傘を普通ゴミとして出す場合
1.特別な手続きは必要ないので楽
2.分別や処理方法について自治体のルールを確認する必要がある
3.大量の傘を捨てたい場合は手間となってしまう
2.自治体の粗大ゴミ回収に出す
こちらも自治体によって確認が必要となりますが、傘の長さが50cmを超える場合は粗大ゴミとして分類される可能性があります。
粗大ゴミとして傘を捨てる際には自治体に対して手続きを行う必要があります。手続きの関係上、申し込みをしてから実際に傘を回収してもらえるまでに2週間程度のタイムラグが発生する事は念頭に置いておきましょう。申し込みが殺到している時期は1ヶ月以上待たなければいけないこともあります。
しかしながら、骨と布とで分別をしなくても良いという利点もあります。数本まとめて出すこともできるので、時間に余裕があって大量の傘を一度に捨てたいという時は検討してみてもよいかもしれません。
ただし、必ずしも傘が粗大ゴミに分類されるわけではないので、傘を捨てたいと思った時はまずお住いの自治体のゴミ出しルールで傘の分別方法を確認するようにしましょう。
粗大ゴミの申し込み方法例
粗大ゴミの手続きの手順は自治体ごとに異なりますが、流れはどの自治体も似ています。
ここでは基本的な流れを確認してみましょう。
手順1 | 粗大ゴミ受付窓口に電話、もしくはインターネットの受付フォームで申し込みを行う |
手順2 | 粗大ゴミ処理券を指定の販売所で購入する |
手順3 | 購入した粗大ゴミ処理券に必要事項を記入して、傘に貼る。必要であれば傘を数本まとめて紐で縛る。 |
手順4 | 回収日の朝、粗大ゴミ集積場に傘を運搬する |
インターネットで受付を行っている場合は24時間受付であることが多く、予約番号や回収日などの必要事項をメールで知らせてくれることがあるので便利です。電話受付の場合は必要事項をメモする必要があるので、落ち着いた場所でメモ用紙とペンを用意して電話をかけましょう。
また、傘を粗大ゴミとして捨てる場合、処分費用として200~500円程度の料金がかかります。
詳しい手順や費用はお住いの自治体のホームページで確認をしましょう。
傘を粗大ゴミとして出す場合
1.決められた手順で手続きをする必要がある
2.処分までに時間がかかる
3.費用がかかる
3.リサイクルショップを利用する
ブランドものの傘や限定品などの希少価値が高い傘の場合は、リサイクルショップで買い取り対応している場合があります。
例えば、ルイヴィトンやバーバリー、フェンディ、アナスイ、オロビアンコなど人気ブランド各社も折り畳み傘や長傘を販売しており、中古であってもニーズがある商品となっています。
状態が良いものであれば数万円もの高値で買い取ってもらえる場合もありますので、ブランド傘を持っているけれど処分に困っているという方はリサイクルショップでの売却を検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、コンビニやスーパーなどで手に入るビニール傘や大量生産されている傘は売却に向いていません。ブランド品であっても、壊れていたり使用感が強すぎるものは売却を断られる可能性もありますので考慮しておきましょう。
リサイクルショップを利用する場合
1.人気ブランドや希少価値の高い傘は売ることができる
2.傘の状態が良いものに限る
3.ビニール傘など大量生産されている傘は売却に不向き
4.フリマやオークションを利用する
比較的綺麗な状態の傘であれば、フリマアプリやオークションサイトで出品をして次の持ち主に向けて売却をするということも可能です。
特に通勤通学に便利な軽量の折り畳み傘や、日傘としても使える晴雨兼用傘、キャラクターものの傘は需要があります。是非、今捨てようと考えている傘の状態を一度見直してみてください。
ただし、あまり高値で売れることはありません。傘は新品でも安価で購入できるものが多く、販売店もたくさんあるので手に入りやすい品物です。ちょっとしたお小遣い稼ぎの一環として出品を検討してみてください。
また、出品した傘を買ってくれる人がいるとは限りません。購入希望者が現れるまで定期的にサイトを確認する必要があり、もし購入者が現れた時はメッセージのやり取りや入金確認、郵送手配など、やらなければいけないことがたくさんあります。
やや手間のかかってしまう方法とはなりますが、傘を捨てるまでに時間的余裕がある方や、普段からフリマやオークションを利用している方はチャレンジしてみてもよいのではないでしょうか。
フリマやオークションを利用する場合
1.機能性に優れている傘であれば売れやすい
2.安価での売却となる
3.手間がかかる
5.寄付をする
傘は支援品として寄付をすることができます。傘の寄付を受け付けている支援団体がいくつもあるので、インターネットで探してみましょう。折り畳み傘や日傘だけでなくビニール傘でも寄付が可能です。多少汚れていたり、留め具が壊れていたりする傘でも受付ている場合があります。
自分ではもう使えないと思っている傘でも、世界中には貴重な物資として傘を必要としている人たちが大勢います。傘を通じてボランティア活動に参加してみてはいかがでしょうか。
また、国内でリユース活動をしている団体もあります。傘のパーツをリメイクすることで別の新たなアイテムとして役立てている団体がいるので、こういった団体に寄付をしてみてもよいでしょう。
ただし、どちらの場合も寄付をする際の郵送費は自己負担となります。あくまでもボランティアとなるので、傘を捨てるのはもったいないと思っている方は検討してみてください。
寄付をする場合
1.ビニール傘でも寄付が可能
2.国外、国内どちらにも支援できる
3.郵送費は自己負担
6.不用品回収業者を利用する
不用品回収業者に傘を引き取ってもらうというのもひとつの方法です。大量の傘を一度に捨てたいという場合や、手っ取り早く傘を捨てたいという場合には有効な手段です。
パーツごとに解体する必要はなく、梱包や郵送もする必要はありません。不用品回収業者のスタッフが自宅まで回収しに来てくれるので、手軽に傘を処分することができます。
また、回収スピードが速いこともメリットです。最短で申し込み当日に回収をしてくれる場合もあるので、傘を片付けたいと思い立ったその日の内に捨てることができます。事前準備も不要なので、圧倒的に時間の節約になるでしょう。
ただし、便利である分、費用はかかります。傘だけの回収となってしまうと割に合わない可能性があるので、大掃除や引っ越しで他にも不要なものが出てきた時にまとめて回収を依頼すると適正価格になるでしょう。
お金が少しかかっても心理的負担や体力的負担を極力減らすことができるので非常に便利な捨て方となっています。
不用品回収業者を利用する場合
1.事前準備は一切しなくてもよい
2.捨てるまでのスピードが速い
3.費用がかかる
捨て方別のメリット・デメリット
ここまでご紹介してきた傘の捨て方6種類のメリットとデメリットを再度確認してみましょう。
【捨て方】 | 【メリット】 | 【デメリット】 |
---|---|---|
自治体の 普通ゴミ | ・手続きは不要なので手軽 ・指定ゴミ袋さえ準備をすれば、 ほかに費用はかからない | ・自治体の分別ルールを確認する必要がある ・分解をしなければいけない場合がある ・大量に傘を捨てるには不向き |
自治体の 粗大ゴミ | ・分別や解体の手間がかからない | ・決められた手順通りに処理する必要がある ・捨てるまでに日数がかかる ・費用がかかる |
リサイクルショップ | ・傘によっては高額買い取りを してもらえる可能性がある | ・使用感の強い傘は売れない可能性がある ・ビニール傘や大量生産されている傘は売れない |
フリマ オークション | ・お小遣い稼ぎになる | ・使用感の強い傘は売れない可能性がある ・売れるまでに日がかかる ・手間がかかる |
寄付 | ・社会貢献できる ・支援団体を自分で決めることができる | ・郵送料は自己負担となる |
不用品回収業者 | ・手間がかからない ・時間がかからない ・大量の傘を一度に捨てることができる | ・他の方法と比べてコストがかかる |
どの捨て方にもメリット・デメリットがあります。
費用を優先させるか、時間や手軽さを優先させるか、傘の状態やご自身の生活スタイルに合わせて選択しましょう。
傘の捨て方に関するお役立ち情報
傘の解体方法

傘を自治体のゴミ回収に出す場合、解体が必要となる場合が多く、解体は自分自身で行わなければなりません。
ビニール傘、長傘、折り畳み傘の解体方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
解体に必要な道具
・はさみ
・ペンチ
・カッター
・軍手など
ビニール傘の解体方法
一般的なビニール傘であればはさみだけで解体することも出来ますが、道具があるとスムーズに作業ができます。
▼解体方法
1.傘は閉じた状態で、骨組みの先端の小さなプラスチックでできているつゆ先を外します。
2.傘の先端にある長いプラスチックの石突という部分を、半時計回しで回転させ外します。
3.傘を開き、はさみを使って傘布(ビニール部分)を骨組みから外していきます。糸でつながれている物が多いため、糸を切り離す事で簡単に取り外す事が可能です。
4.持ち手を引っ張って金属の骨組みから外します。外れにくい時はペンチを使うと簡単です。
長傘の解体方法
ビニール傘と似た形状ではありますが、ビニール傘よりしっかりした作りとなっているので怪我をしないよう気を付けて解体しましょう。
▼解体方法
1.傘を閉じた状態で先端のつゆ先を外します。
2.傘の先端にある長い石突という部分を、半時計回しで回転させ外します。金属で固定されている場合は無理に外さず骨組みにつけたままにして根本の布をカッターなどで切って離しても問題ありません。
3.骨組みに傘の生地が繋がっているので、生地をカッターかハサミですべて外していきます。ここまでで骨組みと布部分に分かれた状態になります。
4.最後にペンチを使い取っ手部分を外して解体完了です。
折りたたみ傘の解体方法
他の傘と比べて少し作りが複雑ですが、解体の流れは基本的に同じです。パーツが細かく鋭利な部分が多いので怪我をしないよう気を付けてください。
▼解体方法
1.開いた状態で作業をしましょう。まずは生地と骨組みをつないでいる糸を全てカッターやはさみで切っていきます。
2.生地を骨組みから外したら傘をたたみます。
3.先端にある石突の部分を反時計回りに回して外します。
4.骨組みから生地を外します。この時細い骨に指を挟まないように注意しましょう。
5.ペンチを使い手元を外します。回したらとれるタイプの物もあるので、解体したい傘の仕組みに合わせて外してください。
解体をする時は怪我に注意
上記の手順で解体すると各パーツごとに分別する事ができるので、パーツの分別にあったゴミ回収日に捨てましょう。
骨組みの先端の鋭利な部分や細かい組み合わせの部分など危険な箇所がいくつもあるので、解体をする時は怪我に十分注意をして解体を行いましょう。
自治体によっては解体せずともそのままゴミとして捨てることができる場合もあるので、お住いの自治体のルールに従って傘を捨ててください。
いらなくなった傘を捨てるなら『お助け屋』におまかせ!

今回は傘の捨て方についてご紹介しました。
日本国内では年間に約8000万本ものビニール傘が捨てられています。折り畳み傘や通常の傘も加えると約1億3000万本にも上ります。そんな中で、すべての傘が適正な方法で捨てられているわけではなく、壊れた傘が道に放置されていたり、施設の傘置き場に放置されていたりする場合があります。
傘の捨て方は難しくはありません。
代表的な物でも6種類の捨て方を選択できるので、傘の状態やご自身の考え方に合った捨て方を決めていただき、適正な方法で傘を捨てるよう心がけましょう。
解体や分別の手間を省きたいという方や、急いで傘を捨てる必要があるという方は、ぜひ『お助け屋』の不用品回収サービスを利用して傘を処分してみてはいかがでしょうか。
お助け屋は東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城を中心に不用品回収サービスをおこなっている会社です。傘をはじめ、家具や家電、生活ゴミなど何でも回収しています。壊れていたり、汚れていても問題ありません。
不用品回収の他にも、粗大ゴミ回収・ゴミ屋敷清掃・遺品整理などあらゆるニーズにお応えいたします。
お助け屋の料金は分かりやすい定額パックをご用意しており、一番お得に処分できる金額でご提示いたしますので余計な費用が掛かってしまうこともありません。
お問い合わせは24時間365日いつでも受け付けております。
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